平成17年 9月 定例会(第8回) 平成17年9月第8回行橋市議会
定例会会議録(第2日)1 日 時 平成17年9月12日(月)1 出席議員 別紙のとおり1 その他の出席者 (ア)職務のため出席した事務局職員 議会事務局 局 長 浜 島 孝 則 次長兼庶務係長 奥 敏 行 議事係長 坪 根 義 光 書 記 岡 田 公美子 書 記 丸 山 剛 (イ)地方自治法第121条により出席した市職員 別紙のとおり1 本日の会議に付した案件及びその結果 別紙のとおり1 議事の経過 別紙速記録のとおり 平成17年9月第8回
行橋市議会定例会議員出席表[第2日] 平成17年9月12日(月)┌───┬───────┬───┐ ┌───┬───────┬───┐│席 順 │ 氏 名 │出 欠 │ │席 順 │ 氏 名 │出 欠 │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 1 │藤 本 廣
美│ ○ │ │ 13 │大 川 義
彦│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 2 │鳥井田 幸 生
│ ○ │ │ 14 │梶 原 豊
樹│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 3 │田 中 建 一
│ ○ │ │ 15 │瓦 川 正 純
│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 4 │瀧 友
行│ ○ │ │ 16 │田 渕
哲│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 5 │横 溝
千賀子│ ○ │ │ 17 │宇 戸 健 次
│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 6 │藤 塚 清 子│ × │ │ 18 │岡 田 武
得│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 7 │進
弘旨郎│ ○ │ │ 19 │豊 瀬 尉│ × │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 8 │丸 塚 芳
彦│ ○ │ │ 20 │二 保 茂
則│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 9 │林 利
門│ ○ │ │ 21 │亀 田 國
夫│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 10 │城 戸 好
光│ ○ │ │ 22 │池 田 弘 干
│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 11 │西 本 徹│ × │ │ 23 │德 永 克 子
│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 12 │吉 永 直
│ ○ │ │ 24 │川 庄 廣
隆│ ○ │└───┴───────┴───┘ └───┴───────┴───┘ 平成17年9月第8回
行橋市議会定例会[第2日] 地方自治法第121条により出席した者 平成17年9月12日(月)┌──────────┬───────┬──┬────────┬───────┬──┐│ 職 名 │氏 名
│出欠│職 名 │氏 名
│出欠│├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──┤│市長 │八 並 康 一
│○ │環境課長 │藤 木 巧 一│○ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──┤│助役 │上 田 秀
治│○ │環境課事業所長 │森 下 早 生│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──┤│収入役 │今 宮
美知夫│○ │地域福祉課 │梶 山 啓
治│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──┤│教育長 │徳 永 文
晤│ │健康対策課長 │北 山 明
博│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│総務部長 │田 中 武 生
│○ │生活支援課長 │出 口 茂
美│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│市民部長 │沼 口 宣
寛│○ │介護保険課長 │酒 井 和 宣│○ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│福祉部長 │佐 村 輝
男│○ │土木課長 │原 口 直 光│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│都市整備部長 │沢 田 保
夫│○ │都市政策課長 │井 上 義 孝│○ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│上下水道部長 │末 松
守│○ │区画整理事務所長│杉 野 敏
美│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│経済部長 │藪 内 朝
光│○ │農政課長 │山 田 友 夫│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──┤│消防長 │奥 屋 松 良
│○ │商工水産課長 │山 崎 好 範│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│教育部長 │光 畑 浩
治│○ │企業立地課長 │下 山 孝 文│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│経済部次長 │村 岡 賢
保│○ │下水道課長 │和 田
博│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──┤│消防次長 │松 尾 民 生
│○ │上水道課長 │池 上 正 二│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│総務課長 │尾 畑 和 敏
│○ │収入役室長 │坪 根 孝 司│○ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│総合政策課長 │松 本 英
樹│○ │選管事務局長 │定 村 国 男│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│財政課長 │柿 野 正 高
│○ │農委事務局長 │山 路 善 満│○ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│管財契約室 │田 村 英
峰│ │監査事務局長 │竹 中 友 幸│○ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│人権男女共同参画課長│永 岡 正
治│ │学務課長 │光 畑 真
哲士│○ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│市民課長 │久 冨 保
則│ │指導室長 │山 田 英 俊│○ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│税務課長 │藤 原 正 憲│ │生涯
学習課長 │村 上 泰
治│ │├──────────┼───────┼──┼────────┼───────┼──
┤│納税対策室長 │森 下 定
信│ │文化課長 │奥 広 俊│ │└──────────┴───────┴──┴────────┴───────┴──
┘ 平成17年9月第8回
行橋市議会定例会 議 事 日 程 [第2日] (平成17年 9月12日)日程第1 一般事務に関する質問 平成17年9月第8回
行橋市議会定例会 一般事務に関する質問┌──────────────┬─────────────────────────────────
┐│質問順位別議員名 │質 問 項 目 │├───┬──────────┼─────────────────────────────────┤│ 1 │横 溝 千賀子 │(1) 福祉行政(認知症、
地域包括支援センター)について ││ │ │(2) 食育教育と学校給食の現状と対応について │├───┼──────────┼─────────────────────────────────┤│ 2 │瓦 川 正 純 │(1) 市長の政治姿勢と第4次総合計画について ││ │ │(2) 都市計画、市街地開発について ││ │ │(3) 道路行政について ││ │ │(4) 環境行政について ││ │ │(5) 教育行政について │├───┼──────────┼─────────────────────────────────┤│ 3 │田 中 建 一 │(1)
プライバシー保護について ││ │ │(2) 行橋駅東西の都市計画について │└───┴──────────┴─────────────────────────────────┘┌──────────────┬─────────────────────────────────
┐│質問順位別議員名 │質 問 項 目 │├───┬──────────┼─────────────────────────────────┤│ 4 │德 永 克 子 │(1) 不正・
腐敗のない市政について ││ │ │(2) 一部事務組合のあり方について ││ │ │(3) 福祉行政(介護)について │├───┼──────────┼─────────────────────────────────┤│ 5 │林 利 門 │(1) 道路行政について ││ │ │(2) 環境行政について │├───┼──────────┼─────────────────────────────────┤│ 6 │亀 田 國 夫 │(1) 2期目への出馬表明について ││ │ │(2) 行財政改革(
アクションプラン)について ││ │ │(3)
学校給食センターについて ││ │ │(4) 旧ごみ焼却施設について ││ │ │(5) 渇水対策について ││ │ │(6) 体育施設について │├───┼──────────┼─────────────────────────────────┤│ 7 │大 川 義 彦 │(1) 同和行政について ││ │ │(2) 環境行政について │└───┴──────────┴─────────────────────────────────
┘ 平成17年9月12日(2) 開議 10時00分
◎
議会事務局長(浜島孝則君) おはようございます。開会前にご報告いたします。岡田武得議員、
藤塚清子議員、西本徹議員から、所用のため、欠席の届出があっております。以上でございます。
○議長(城戸好光君) 皆さん、おはようございます。開会前に、市長から発言を求められておりますので、これを許します。八並市長。
◎市長(八並康一君) おはようございます。開会前に、今年度の渇水対策、並びに先の台風14号によります、台風災害の2点につきまして、ご報告をさせて頂きます。 1点目の渇水対策でございますが、去る9月8日をもちまして、
渇水対策本部を解散いたしましたことを、まず第1にご報告を申し上げます。議員各位におかれましては、6月22日の本部設置から、逼迫する水事情に対しまして、大変なご心配を頂きまして、また、絶大なるご理解とご協力を頂きましたことを、改めて感謝を申し上げます。 ご承知のとおり、今年度は、春先からの少雨が影響いたしまして、5月末には、本市の水がめであります油木ダムの貯水量は、平年値を下回るという状態になりまして、6月の梅雨時期に入りましても事態の好転が見られず、貯水率が30%を割り込むという厳しい状況となりましたので、6月22日、行橋市
渇水対策本部の設置をいたしました。以来、今日まで飲料水の安定供給と農業用水の確保に向けまして、関係機関、団体等への協力依頼、また、市民の皆さん等に、節水に向けましての啓発活動に取り組んでまいったところでございます。 一方、ダムの貯水率は、7月2日に今回の最低値17%を記録いたしました。また、7月20日には、恵みの雨を頂きまして、一旦は53.3%まで回復をいたしましたが、それ以降は、まとまった降雨に恵まれず、7月末には41.7%、8月末には20.8%まで減少いたしました。1日に1%の割合で減少するという状況で推移してまいりました。9月に入りまして、折からの台風14号の接近に伴いまして、9月6日には、行橋市
災害対策本部の設置もいたしたところでございます。 渇水時における台風の接近でありましたので、一方では、まとまった降雨への期待感と、しかしもう一方では、住宅被害をはじめ、刈り入れ時期を迎えました稲作や、果樹等々への被害が懸念されるなど、胸中非常に複雑な思いでございました。 台風災害の詳細につきましては、後ほど報告をいたしますが、渇水問題に対しましては、この台風による降雨が幸いをいたしまして、ダムの貯水量は、通過直後の9月7日には、65.6%、翌8日には70.8%まで回復をいたしました。同時期における平年値まで達しまして、安定水量となりましたので、9月8日をもって、
渇水対策本部の解散を決定いたしたところでございます。この間、7回の本部会議を開きまして、市民の皆さんに対しましては、市報や広報車による節水PRや懸垂幕の設置をはじめ、給水区域への節水チラシの配布、大口の給水事業者への節水の協力依頼、市民プールの
オープン延期等につきまして、また学校や公共施設等に対しましては、節水コマの設置等につきまして、渇水対策の実施をいたしたところでございます。 次に、農業被害の状況でございますが、心配されました水稲の作付けにつきましては、農家の皆様に大変なご心配と並々ならぬご苦労をおかけいたしました入覚地区の一部、1haを除きまして、市内のほぼ全域で予定された作付けを完了いたしております。 特に、祓川水系の農家の皆様には、農業用水の安定確保につきまして、奔走されまして、多大なご苦労をおかけしたところでございます。
渇水対策本部設置から解散までの79日間にわたりまして、本市の水事情に対するご理解とご協力を頂きました県企業局をはじめ、北九州市、苅田町、今川水系15井堰水利組合の皆さん、渇水情報発信の一助を担って頂きました報道関係者の皆さん、また市民の多くの方々に対しまして、厚く感謝を申し上げる次第でございます。心から御礼を申し上げます。 次に、2点目といたしまして、台風災害の状況について、ご報告を申し上げます。ご承知のとおり、9月5日から6日深夜にかけまして、九州に接近をいたしました台風14号の影響から、九州北部地域は6日午前に暴風域に入りまして、本市への最接近は、20時前後との予報に加えまして、満潮時刻は22時30分、さらに年間潮位の最も高い大潮の時期にあたるために、6日早朝に
災害対策本部の設置をいたしたところでございます。 一方、市内の避難所には、前日から公民館3箇所に27名14世帯が、また6日当日には、各公民館や小中学校をはじめ、研修センター、ウィズゆくはしなど、16箇所に261名146世帯の方々が、それぞれ自主避難をされました。 また、台風接近による風雨と午前の満潮時期が重なるなど、潮位の上昇とともに、各河川の水位も急激に上昇いたしまして、特に祓川や江尻川の河口地域におきましては、警戒の上部まで水位が上昇したため、地元消防団や住民の皆様のご協力を頂きまして、土嚢の敷設等を行ったところでございます。このほか、他の地域におきましても、水位の上昇や道路冠水などによる対策を講じたところでございます。 次に、台風被害の状況でございますが、まず、一般の住宅被害では、稲童浜地区で家屋の床下浸水が7件、農業関係では、水稲の倒伏630haや大豆の倒伏100haなどのほか、イチジク、ナシの落下、ため池、農業用水で被害が発生いたしております。 水産関係では、蓑島漁協でのカキいかだの損壊をはじめ、市内4つの漁港で護岸の損壊など、また、土木関係では、新田原地区で道路冠水による通行規制1箇所、市営住宅の関係では、雨漏り、屋根瓦の損壊など50件、教育関係では、小中学校11校で校舎、廊下の窓ガラス破損のほか、公民館、文化体育施設で屋根の一部破損等の被害報告があっております。被害金額につきましては、現在調査中でございます。 最後に、今回の台風では、各消防団や地元自治会をはじめ、多くの市民の皆さんに沢山のご協力を賜りまして、勿論、行政といたしましては、本部会議での協議をもとに、最善の対策を講じてまいったところでございますが、しかしながら、細部についてのお叱りや苦情の声を頂いていることも事実でございます。これらにつきましては、
対策本部組織の機能充実や適正な人員配置等も含めまして、早急に再点検を行うよう、関係職員に指示をいたしているところでございます。 今後とも、ご理解とご協力のほどを、よろしくお願いを申し上げまして、報告を終わらせて頂きます。ありがとうございました。
○議長(城戸好光君) それでは、定足数に達していますから、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきまして、
議会運営委員会で協議願っていますので、委員長から報告を願います。
議会運営委員会委員長。
◆24番(川庄廣隆君) おはようございます。先刻、
議会運営委員会を開き、本日の議事日程について、協議を行いましたので、その結果をご報告申し上げます。 本日の議事日程につきましては、日程第1として、一般事務に関する質問を行うことといたします。 今回、質問通告のあった方は8名でありますが、その内、6番
藤塚清子議員より、都合により質問通告を取り下げたいとの申し出がございました。これにより質問通告者が7名となり、本日3名、明日4名の日程で、お手元に配付をいたしております質問通告順に従い、質問を行うことといたします。 なお、今定例会より一般質問の方式を一部変更し、議員席にて設置しております質問者席で一般質問を行うことといたします。 以上のとおり協議が整いましたので、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
△日程第1 一般事務に関する質問
○議長(城戸好光君) 報告は終わりました。報告のとおりご了承願います。 日程第1 一般事務に関する質問を行います。順次発言を許します。最初に、
横溝千賀子議員。
◆5番(横溝千賀子君) おはようございます。昨日は総選挙も終了いたしまして、皆さん大変お疲れであり、なおかつ地域の皆さんがご当選されて、本当に良い今日の1日だろうかと思います。 それからまた、本日は対面式の演壇が設置されまして、その
トップバッターとして、この場を頂きまして、1つの名誉であろうかと、私もちょっと誇らしく、喜んでいるところでございます。それに相応しく、是非執行部の皆さんには、私の質問に対しまして、前向きな積極的なご答弁を頂きますように、よろしくお願い申し上げまして、質問に入りたいと思います。 それではまず、通告に従いまして、福祉行政、認知症、
地域包括支援センターについてお尋ねしたいと思います。現在、
介護保険制度見直しに向かって、厚生労働省の各委員会が検討に入りました。そのなかでも、認知症の方に対してのケアの取り組みが確立できれば、要介護者の方々に対するケアが理解しやすくなると言われております。ところで行橋市では、他の地域と比べて、どれくらいの取り組みが行われているのでしょうか。認知症に対する理解の啓発はどうでしょうか。まだまだ認知症に対する差別意識が、地域があるがために、本来ならば受けられるであろうサービスが創設されていないのではないでしょうか。 お隣の苅田町では、認知症の家族の会が3年前に立ち上がり、例会を月1回行い、
会員向け広報誌も発行しています。徘徊する認知症の方を探す
システムづくり、
徘徊SOSネットワークを昨年、民生委員、
地域ボランティアの協力で立ち上げました。これは、事前に、徘徊する高齢者の写真等を登録してもらい、もしいなくなった場合は、事前に登録した協力者の元にデータとともに探す協力を要請するシステムです。 認知症の方は、身体が健康に見えるため、一見しただけでは分かりにくく、徘徊は大きな問題となっております。昨年は市内の施設で、或いは、ある校区の在宅の方が行方不明になり、不幸な結果を迎えております。行橋市では認知症になっても、安心して暮らせるまちづくり100人会議に出席されたと伺っているのですが、このことも含め、今後どのように認知症の方々への対応を進めていかれるおつもりなのでしょうか、お答え下さい。家族の会や徘徊の見守りのシステムは、どのようにしていかれるおつもりでしょうか、お答えをお願いいたします。 次に、
地域包括支援センターについて、お尋ねします。以前にも質問したのですが、
地域包括支援センターの創設には、厚生労働省は起案の段階と、現在、衆参両院を通過するなかで、緩和されてきました。つまり当初は
地域包括支援センターのみで全てを行い、それまであった
地域在宅支援センターをなくす方向でした。現在では、中学校区に1箇所は、
地域包括支援センターがあったほうが良いという議論が多く出ているということですが、市町村の判断に委ねるという路線は変わりません。 しかし、こういう支援センターに対する予算組みは、国のなかでは明確に出ておらず、難しいかと思いますが、国内でも最も先進的に中学校区でケアマネジメントを行い、準支援制度も含めて動いてきた本市の地域在宅介護支援センターを、今度どういう位置付けで考えていかれるのか、お答えをお願いいたします。 次に、食育教育と学校給食の現状と対応について、お尋ねいたします。私は、これまで学校給食施設である、第1給食センターの老朽化に伴う建替え計画に関することを中心として、食育教育の大切さをも訴えてきました。今回も給食センターの建替え、つまりハードの整備と併行して対策を講じていかなければならないことは、子どもが自らの健康に関心と責任を持てるようになる教育を、早急に充実させるべきだと思いまして、以下の質問をいたします。 食の安全性に関する関心の高まりや食習慣の乱れが、社会問題化していることを背景として、家庭や学校での食生活を改善し、国民の健康増進を図ることをも目的に、7月15日に食育基本法が施行されました。具体的な取り組みについては、内閣府に食育推進室を置き、基本計画づくりを進める方針と伺っています。 食育基本法施行を待つまでもなく、国内では、既に学校教育のなかで、望ましい食生活のあり方を実践指導している自治体がいくつかあります。即ち、ご飯を中心として、例えば、焼き魚、菜っ葉のお浸し、味噌汁を基本の食事として、子どもたちが自分で作れるように教えることで、たとえ親が留守や多忙であっても、自分の健康に対する意識はもとより、大人たちへの健康管理にも良い影響を及ぼしているという自治体の報告があります。今や子どもの食生活の改善は、親任せでなく学校教育のなかで、子どもが自らの力で正していけるようにしていかなければならないところに来ているのです。 子どもの孤食や偏食、或いは油の取り過ぎが、既に子どもの生活習慣病の増加の原因となっていることが指摘されております。このことが、将来にわたり、自治体の医療にかかる財政問題を大きく左右していくだろうということも周知の通りです。だから、私は望ましい基本的な食事を作れる教育をすべきであると思うのです。しかし、食を巡るテーマはあまりに奥深く、教育現場だけに食育教育として取り組みを押し付けるのは、困難と戸惑いがあります。そこで伺います。 1、本来の食育教育を学校教育で、どう進めてこられたのか。また、今後の取り組みについて、お答え下さい。 2、学校給食施設整備の内容や運営のあり方について、伺います。特に衛生管理や地場産給食、環境対策についてお伺いします。 一度に何千食という給食を配食することは、食中毒のリスクや異物混入の問題など、衛生管理上の対策は基本的なことです。言うまでもないことですが、衛生管理上の観点から、まずお答えをして下さい。また、地場産農産物を給食に導入利用することは、生産者や給食に関わる人々の顔が見え、心温もる給食を提供する点で、大変重要なこととされています。私は、さらなる地場産給食の推進をと、この6年間ずっと訴えて続けてきました。特に、現在、本市の米飯給食は、県平均の3.5回を大きく下回っていることを指摘しながら、何とかならないものかと訴えてきた経緯がありますが、未だ改善されていません。 本市は幸い農村地帯であり、この特徴をもっと取り入れて、地場産米の米飯給食の回数を早急に推進すべきと思いますが、いかがお考えでしょうか、お答え下さい。 同様に大量に出される残菜の処理は、現在全て焼却処分されているのですが、是非資源として再利用できるように、環境に配慮した方策をとるべきと思います。お考えをお聞かせ下さい。なお、給食センターからの排水についても、是非河川環境にやさしい排水となるように、EM液を利用するなど、実行可能なものを即取り入れるべきと思いますが、いかがでしょうか、お答えをお願いいたします。 上記の問いを踏まえて、私がかねてより提案してきた、学校給食施設整備検討委員会を是非つくるべきだと思うのですが、いかがでしょうか、お答え下さい。 第1給食センター建替えに関わるハードの部分について、6月議会の私の質問に、市長は、今年中に結論を出すとのことでした。しかし、今重要なことは、ハードの整備と同時進行で、ソフトの分野も先手を打って検討すべきだと私は考えます。つまり、建替えをするだけでなく、運営や給食そのものの中身のあり方を検討していかなければならないのではないでしょうか。この点についても、私は過去にも提案要望してきました。確か、検討してみたい旨の市長の答弁でした。ここで再度、学校給食施設整備検討委員会をつくり、農政やPTAも含む学校関係、学識経験者などを交え、早急に地域を巻き込んだ学校給食として生まれ変わる体制をつくって頂きたいのですが、お考えをお聞かせ下さい。 これで第1回の質問を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(城戸好光君) 執行部に答弁を求めます。八並市長。
◎市長(八並康一君) 横溝議員のご質問にお答え申し上げます。まず、認知症の方々に対する対応、家族会の件、或いは徘徊をする方々に対する見守りシステムをどのようにしていくのかというご質問でございます。 議員ご指摘の家族の会の方々は言うに及ばず、地域の方々、或いはいろんな団体とスクラムを組みながら、より良い介護保険制度を運営していくことが、地方分権の試金石と言われております介護保険制度を、保険者として実際に運営していく我々に課せられた使命であると思っております。 また、認知症で最も注意を要する症状の1つであります徘徊につきましては、今後、高齢者の人口の増加に伴いまして、認知症罹患者そのものも増加をしてまいると考えております。また本年度、国において取り組んでおります認知症を知る1年、キャンペーンの一環であります認知症サポーター100万人キャラバン、これは全国に100万人の認知症サポーターをつくって、地域で認知症の方たちを支えようとするものでございますが、これに対する取り組みの手始めとして、まず、介護相談員の方たちに研修を受けて頂きまして、この方たちが研修終了後にはキャラバンメイトとして、広く一般住民に対し、ミニ学習会の講師として活躍をして頂きながら、位置検索システムの活用を含め、地域での認知症の取り組みができる仕組みをつくってまいりたいと考えております。 次に、地域包括センターの仕組み、或いは地域在宅介護支援センターに対する評価も頂きました。この地域包括センターについてでございますが、現在、第3期の介護保険事業計画の策定委員会のなかで、最も重要なテーマとして、ご審議を頂いているところでございます。また、審議の途中でございますので、その姿を公表できる段階には至っておりませんが、基本的な考え方といたしまして、運営を中立公正に行うには、どのような形態が望ましいか、或いは財政的に最も合理的な形態は、どのようなものかといった観点から、議論を煮詰めてまいりたいと思っています。 包括支援という名称が、いみじくも示しておりますように、このセンターは、市役所の高齢者担当窓口、健康対策窓口、政策の担当の窓口、或いは法制担当の窓口、そして社会福祉協議会の高齢者担当窓口等を兼ね備えた部署として、何らかの支援を必要とする個々の高齢者に対しまして、制度が横断的な支援を担い、警察、裁判所、NPO等の地域の支援組織、サービス提供事業者など、様々な関係者との総合的な連携窓口の機能を果たす役割と理解をいたしております。 次に、地域型在宅介護支援センターでございますが、これまでの5年間、この地域で果たしてまいりました重要な役割、これはまた見方を変えましたら、議員ご指摘のとおり、行橋の介護保険制度のなかで最も素晴らしい功績を残した財産でもあると思っております。 法的には、在宅介護支援センターというものは、殆ど終息をいたしますが、その残すべき、或いは受け継ぐべき機能は、新しい
地域包括支援センターの中にも、当然受け継いでいくべきものと思っています。1人ひとりの高齢者との信頼関係の蓄積という点では、在宅介護支援センターの果たした役割は、相当に重要なものでございます。この前提に立ちまして、行橋市の貴重なストックを活かすべく、
地域包括支援センターに対する検討を行っていきたいと思っています。 次に、食育教育と学校給食の現状と対応についてのご質問がございました。特に、食域教育を学校教育でどう進めてきたか、また今後の取り組みについてという第1点目のご質問につきましては、教育委員会教育部長のほうから答弁をいたします。 次に、学校給食施設整備の内容や運営のあり方、特に衛生管理、地場産給食、環境対策について、また2点目として、学校給食施設整備検討委員会を是非つくるべきだというご質問でございます。 給食センターの建替えにつきましては、これまでもお話を申し上げてまいりましたとおり、1市3町の広域で協議をいたしております。つい先日も関係する町長と話をしながら、今年度末までに結論を出していこうという議論をしてきたところでございます。 そこで、今後はどのような施設とするのか、安全管理、衛生管理等をどうしていくのか。例えば、ご指摘の米飯給食の推進、残菜処理の方法、或いは行財政改革の観点から、有効な施設整備のあり方、運営について、検討を重ねていく必要があると思っております。また、議員がご指摘されました地場の米、或いは野菜などの農産物を、今後さらに積極的に導入していくことも大事なことだと考えております。 今後は、児童・生徒に栄養のバランスに配慮した食事を等しく提供し、重要な教育活用の役割を担うものとして、学校給食施設整備検討委員会を立ち上げ、意見を聞いていくなどの方策等も大切であると認識をいたしておりますので、今後、設置に向けて、準備をしてまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(城戸好光君) 教育部長。
◎教育部長(光畑浩治君) 横溝議員の食育教育と学校給食の現状と対応について、お答えいたします。学校では、学校給食を中心に、家庭科、学級活動等の時間帯に、栄養素の学習、調和のとれた食事、清潔な食事環境等、望ましい食習慣形成や、食事を通しての人間関係の育成を図ってきました。しかし、子どもの食環境を見てみますと、スナック菓子やインスタント食品などを食べる頻度が高く、肉類など好きな食事に偏ったばっかり食べ、共働き世帯の増加による孤食も3割以上と増えてきていると言われております。このような状況から、健康な心身を培い、豊かな人間性を育むためにはということで、平成17年7月に、食育基本法が制定施行されたと考えております。 そういうなかで、学校教育では、食に関する指導を大切にしながら、食に関する指導推進計画を、全小中学校で作成して、発達段階に応じて、4つの指導目標を掲げております。 1つは体の健康、2つ目に心の育成、3つ目に社会性の涵養、4つ目に自己管理能力にそって、学校給食を中心に、今後は指導内容をさらに充実してまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(城戸好光君) 横溝議員。
◆5番(横溝千賀子君) 再質問をさせて頂きたいと思います。まず、福祉行政の関係ですけれども、認知症の方に対する認知というのは、大変難しいということは、その経験をした方でないと分からない、大変な問題があるということは、ほぼ周知されているようであります。 ただ1つ、まずお伺いしたいのは、位置検索システムですね。認知症の方が移動する際に、その検索をするシステムをということも含めてということでありますから、勿論のことということで解釈をいたしますけれども、この位置検索システムだけでなく、実はソフトの充実が大事だということを、私は申し上げたい訳です。 取り分け認知症の方は、力があったりするものですから、住所氏名を書いたものを、例え背に貼っていても、それを引きちぎってまでも徘徊をするという例もありまして、非常に対応が難しい部分が多くございます。ですから大事なことは、ネットワークですね。認知症の方が、どこにどういうふうに移動していらっしゃるかということを、周囲の方々がお互いにネットワークを張りながら、確認し合いながら地域で見守っていくという、そういう地域のソフトの体制がとても大事ではないかと思うんです。そこのお考えを、もう少し具体的に示して頂ければと思います。 それからもう1つ、キャラバンメイトということで、今ご説明がありましたが、聞くところによりますと、キャラバンメイト養成研修会、そういったものを行橋市で今年行うようには伺っておりますが、それを行うときには、是非NPOの方々ですね。認知症に対する対応、或いはネットワークの
システムづくり等につきましては、行橋市ではかなりNPOの方々が取り組んでいらっしゃる例が多ございますので、是非その人たちとも組んでやってもらいたいと思います。このことについてもお答えを頂きたいと思います。 それから、地域包括センターのことでございますけれども、まずこれは、先程市長の答弁では、何らかの支援をする人々に対して、警察や裁判所やNPO等の支援の組織、地域の支援組織をというふうにおっしゃられたと思いますが、この場合のNPOは、ボランティアなのか法人なのか、ここは明確にして頂きたいと思います。ここのNPOの力によっては、非常に効果があったり、或いは逆にちょっと、うやむやになったりという心配を、私はいたしておりますので、それを1点、まずお尋ねしたいと思います。 それから、
地域包括支援センターですけれども、現在何箇所になるのか、このことが大変私は興味をもっております。大体現在2~3万人に1箇所ということで計算すれば、どういうふうになるのかというのは想像はつくわけですけれども、是非、何箇所程度になるのか、そこの見通しをお答え頂きたいと思います。 それから次に、学校給食の食育教育の関係ですが、今部長のお答えでは、地域とは言われませんでしたが、孤食で生活をしている子どもが3割とおっしゃられましたけれども、この3割という数字は、どこでいつ調査された結果なのかということを、まず教えて頂きたいと思います。 それからもう1つ、学校給食を中心に、指導内容をさらに充実していきたいというお答えがありましたけれども、いったい学校給食を中心に指導してこられた、今日までどんな成果があったのか。それはとても大事だと思います。 例えば、この春、行橋健幸プランということで、コスメイトで大変大きなイベントをされました。健康づくりに関心をもっていらっしゃるグループの方々、実際それに直接関わっていらっしゃる行政の方々等、それは沢山の方が健康でありたいという願いをもって、或いは実践をもって参加されていたと思うんです。その健幸プランに参加された、その目的は、やはり地域で生き生き楽しく、人と交わり、より健康である、そんな暮らしをしたいねという願い、思いをもって集まっていらっしゃった。私はその視点は、それで大変良いことだと思います。一方、私は行政として大切なことは、それプラス、やっぱりきちっとした成果を出さなければいけないと思うんです。 例えば、第1回目の質問に入れましたように、医療費等との関係をどう成果としてつくっていくのかということです。これは1年や2年で成果の出るものではないかもしれませんけれども、子どもたちを教育することによって、大人が次第にその影響を受けていくということが、他の自治体からの報告もあります。そういったことも考えますと、成果として行政はきちっと出すべきではないかと、私はこう思いますので、そのことを、まず成果について、教えて頂きたいと思います。 それから、次に学校給食の給食施設整備検討委員会の件ですが、これにつきましては、私も過去お伺いしました。市長の答弁では、今後設置に向けて準備をしていきますということを、はっきりおっしゃって頂きましたので、これは大きく期待をしたいと思いますので、是非お願いしたいと思います。 学校給食施設につきましても、今年中に一応の形と言いますか、方向を示しますというご答弁も6月議会に頂いておりますので、それと本当に併行してやって頂きたい。箱物を造ればよしということには決してならないように、中身が大事だということを、私はもう一度押さえて頂きたいと思っています。 そこで、その際の学校給食施設整備検討委員会、これの事務局はどこでもたれるのかということです。現在、学校給食にかかわることは、第1センター、第2センター合わせて広域で運営をされておりますけれども、広域で検討されるべきことではあるとは思いますが、しかし、広域であるということは1つの矛盾を生んでいると思うんです。と言いますのは、第1センターの建替え1つでも、随分時間を取ってきました。それは広域でということの1つの枠があったから、実際は、第1センターの配食は、行橋市の子どもたちが受けているわけです。その視点からしますと、市長のそこでリーダーシップを発揮して頂いて、是非行橋で事務局をというような方針をきちっと出して頂きたい。そうしないと、広域で広域でということの流れの今までのもどかしさは、私はもう我慢ができないということもありますので、是非お願いをしたいと思います。事務局はいったいどこに持たれるのかということを、明確にお答えを頂きたいと思います。 以上、第2回目の質問を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(城戸好光君) 執行部に答弁を求めます。八並市長。
◎市長(八並康一君) 横溝議員の再質問にお答えを申し上げます。まず、認知症の方々に対する件でございます。私もこの件につきましては、相当前、高齢者対策に携わっていますときに、例えば位置検索システムをどうするのかとか、或いは地域の見守りをどうするのかという議論をしたことを今思い出しております。長年にわたる大きな課題でもございます。現在は、こういう介護保険制度が充実もしてまいりましたし、また新しい形で、認知症という、そういう病名が付けられまして、対応できるようになってまいりましたけども、このネットワークをどういうふうに形成をして見守っていくのかというのも、大変な作業が要る問題でもございます。先程お答え申し上げましたように、まずは介護福祉士等、きちんとした形で研修を行なっていきながら、その方たちが中心になって、地域でそういう見守り体制をつくってという、その努力を続けていきたいと思っています。 また、ネットワークを形成するために、市としても、その組織づくりに努力を続けていきたいと思っております。地域で見守りをするということは、議員おっしゃったように非常に重要な問題でありますけれども、なかなか難しい問題であります。それらについては、しっかり今の状況をとらえながら、これからどういう形で、それぞれのそういう苦しんでいる方々に対する、ご本人または家族に対する対応等々について、しっかり対応できるように努力を続けてまいりたいと思っております。 また、研修会等、NPO法人を加えたらどうかというお話がございました。これらにつきましても、一応行政のなかでは、NPO法人をどう加えるとか、或いはボランティアの方々をどういうふうに加えるかと、いろいろと検討を続けてきておりますが、これは事務局のなかでもしっかり議論をさせたいと思っていますし、また審議会等でも議論を頂きたいと思っています。議員のおっしゃっている趣旨を踏まえて、これからの組織づくりをしていきたいと思っています。 次に、地域包括センターの件でございます。これは、まだ国から方針が具体的に大きく大雑把に出てきたものの、細かなところ、きちんとした形で出されているわけではありません。しかし、基本的な考え方としては、人口3万人程度に1つという考え方が出されてきております。それらを踏まえて、行橋市として、どういうふうにしていくかということで、現在その会議のなかで議論をしていることでございます。この介護保険事業計画の策定委員会のなかでも議論を頂いていますが、今までの地域在宅介護支援センターの経過を踏まえながら、行橋市としては2箇所にするのか3箇所にするのか、或いは中心的に1箇所にするのかというところの議論を今続けているところでございまして、今日の段階で何箇所にするというお答えは、まだ出来ませんけれども、この趣旨にそって議論を深めていきたいと思っております。 次に、給食の件について、お答え申し上げます。給食センターの件につきましては、これまで広域で議論をしてきたのは、議員ご指摘のとおりであります。この件につきましては、本当に長い間にわたって1市3町で運営をしてきているという経過があります。これらを無視をして、一方的に行橋は行橋だけということで行動を行っていくということは、私は今のところできないと思っています。しかし、この食の問題について、どういう形で議論をするのかということで、農協とか或いは学校関係者等々、いろんな方々を交えて、こういう学校給食の施設整備検討委員会をつくっていくという方針を出しましたので、どこに事務局を置くかについては、もう少し時間を頂きたいと思っていますけども、なるべく行橋は行橋として、きちんと主体性を発揮できるような、そういう体制整備を行なっていきたいと思っています。 事務局を行橋につくれというお答えをせよ、ということだと思いますけれども、それらにつきましては、やはり広域での長い経過もございまして、それらのなかで、ハード部分もソフト部分のきちっとした併行した議論をしていくという立場で、今後詰めていきたいと思っていますが、可能な限り議員がご指摘頂きましたなかで、行橋の主体性を発揮できるように行っていきたいと思っております。以上でございます。
○議長(城戸好光君) 福祉部長。
◎福祉部長(佐村輝男君) キャラバンメイトの件でございますけども、行橋市は、この認知症の件につきましては、先進的な取り組みをしていると我々は考えております。それで、100人会議の方に参加しているわけでありますが、100人会議では、このキャラバンメイト養成の研修会を全国地域ごとにやるということで、九州は2月にやるということになっております。どこでやるかというなかで、行橋市が手を挙げて、私の方でしていただけませんでしょうかという話をしているという段階でございますので、また家族の会も含めて、そういうメンバーが70人程度揃うようであれば、国の方も行橋市というふうに、きちんと場所を指定してもらえるんではないかと考えております。
○議長(城戸好光君) 教育部長。